7日に東京競馬場で行われる
安田記念(3歳上・GI・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが10番。3回で2番、6番、14番が続き、2回が1番、3番、4番、8番、12番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-3-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率73%
2枠 1-2-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率84%
3枠 2-0-1-16 複勝率15.8% 複勝回収率44%
4枠 0-0-1-18 複勝率5.3% 複勝回収率45%
5枠 4-1-0-15 複勝率25.0% 複勝回収率86%
6枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率183%
7枠 2-1-2-20 複勝率20.0% 複勝回収率75%
8枠 1-1-1-24 複勝率11.1% 複勝回収率58%
【前走1・2人気】
1〜4枠 3-2-3-12 複勝率40.0% 複勝回収率103%
5〜8枠 3-2-1-25 複勝率19.4% 複勝回収率70%
【前走3〜5人気】
1〜4枠 0-3-1-22 複勝率15.4% 複勝回収率68%
5〜8枠 2-0-2-19 複勝率17.4% 複勝回収率109%
【前走6人気以下】
1〜4枠 0-0-1-20 複勝率4.8% 複勝回収率41%
5〜8枠 1-2-1-22 複勝率15.4% 複勝回収率148%
※前走が海外だった馬の成績は除く
まず、枠順別成績を真ん中で線引きしてみると、1〜4枠が3勝、5〜8枠が7勝、と勝ち馬に限れば外目の枠順を評価しやすい傾向にある。また、勝ち馬10頭のうち5頭は6人気以下の人気薄であったが、それらはいずれも5〜8枠から勝利していたことも併せて覚えておきたい。
予想をする際には前走の人気も指標としやすく、1〜4枠から3着以内に好走した馬の半数以上が前走で1・2人気に推されていたことが分かるだろう。昨年、前走4着から巻き返して勝利を掴んだ
インディチャンプ(3枠5番・4人気)も、前走では2人気に推されていた。