「新馬戦」(6日、東京)
東西で2歳戦がスタート。阪神5Rは
キズナ産駒の
ダディーズビビッドが差し切り、JRAでは世代最初の勝利を飾った。東京5Rは伏兵・
ウインアグライアがV。G1・6勝の
ブエナビスタを母に持ち、圧倒的1番人気に支持された
ブエナベントゥーラは2着に終わった。
単勝109・3倍の8番人気
ウインアグライア(牝2歳、
父マツリダゴッホ、
母ウインアルテミス、美浦・和田雄)が、東の開幕戦を勝利で飾った。道中は好位の内でロスなく運び、直線で力強く伸びると、外から抜け出しを図る1番人気の
ブエナベントゥーラを首差かわした。
横山武は「調教は完成途上って感じだったんですが。道中の指示には素直でした。実戦向きですね」とレースセンスの良さに目を見張った。昨年も東京での新馬開幕戦を
カイトレッドで勝利した和田雄師も「調教で目立っていなくて。実戦に行っていいタイプだったんですね」と驚きの表情。今後は馬の様子を見て決める。
提供:デイリースポーツ