「
マーメイドS・G3」(14日、阪神)
今年は
愛知杯、
大阪城Sと転戦していずれも5着。もどかしい結果が続いている
センテリュオが、リフレッシュ期間を終え、
ターゲットに定めた舞台に挑む。
帰厩後はここまで丹念に調整を重ねてきた。高野師は「状態は古馬になって常に安定していますね。ただ、レースではスタートでたまに出て行けない時があって、そうなると苦しくなってしまいます。精神的に余裕を持ち過ぎるところがありますからね。競馬がもう少し上手になってくれればいいのですが」と話す。課題を挙げたのは、大きな期待感の表れだろう。
5着だった前走も、上がり3Fはメンバー最速タイ(34秒8)。厳しいポジションから末脚を放っている。もう1列前で運べていれば、という内容だった。「(昨年の)
エリザベス女王杯(4着)ぐらいのポテンシャルは、持っているので」。
ラッキーライラックが制した頂上決戦は、3着
ラヴズオンリーユー、そして5着が
クロノジェネシス。そこでの4着は胸を張れる。
1番人気に支持された昨年は惜しくも4着に終わった。能力全開でリベンジを果たし、待望の重賞初タイトルをモノにする。
提供:デイリースポーツ