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【門別競馬情報】好天続き、乾き切った馬場の適性等は?実力馬そろい勝ち馬検討の楽しみ大!「フリオーソ賞」/地方競馬情報

  • 2020年06月11日(木) 12時30分
 このところ好天が続き、乾き切った馬場状態でのレースが続いている門別グランシャリオナイター競馬。9日(火)も、馬群が最後の直線に入っても向こう正面でまだモワッ〜と砂煙が舞い続けるシーンが映し出されていたが、今週の開催はこのまま「脚の持続力」が問われる馬場状態でレースが続くことになりそうだ。

 例えば9日の後半2レースを振り返ってみても、11Rでは先手を主張したボタニークが直線入り口で2番手以下を振り切ると、それぞれ3角7番手と9番手だった6番人気ジュエリーアイスと7番人気クラウンリシャールが長い直線の末脚比べで2、3着に突っ込んで高配当決着に。さらに、最終(=メイン競走)12Rでも、先手主張のオープンアームがそのまま押し切ったが、2、3着にはこれまた3角6番手の4番人気グランロディアと、同5番手の1番人気カグラハヤテが末脚を伸ばしてきた。

 たかだか2レース分の結果分析で、実態を正しく掴めるわけではないにせよ、好位で流れに乗ってパワー秘める逃げ馬を追い掛けた組が上位人気も含め立て続けに失速した(例えば11Rの2番人気ファイトフラッシュ、3番人気フリムケバシコ)のも事実。JRAマテラスカイ(先週4日の北海道スプリントカップJpnIIIで2着同着)でもゴール前で脚が鈍ってしまうような近況の馬場状態において、例えばどういった脚質を狙ってみたりすれば穴馬の激走をヒットさせる可能性を高められるのか等々、ヒントも散りばめられた「パドック解説」や「レース振り返り解説」等を、ホッカイドウ競馬の実況中継番組では全レースにおいて視聴していただけるので、ぜひ御覧いただきながら門別グランシャリオナイター開催をお楽しみいただければ幸いです!

 さて、きょう11日のメイン(最終)12Rは、JBC協会協賛のスタリオンシリーズ「フリオーソ賞」(B3-2〜C1-1組、1800m外回り)。近走内容も良い実力馬・実績馬が五指に収まらない好メンバーの12頭立てということで、馬券も組み立ても一筋縄ではいかない感じだが、ともに今季3走すべて馬券圏内のサイファリスベストダンス、今季3戦で2着2回と好調続くヤマニンフライハイ、前走A3下特別への格上挑戦はさすがに家賃が高かったものの自己条件に戻れば逆襲十分アイアイヨークン、道中後続に脚を使わせられるような逃げなら巻き返し十分のインディーズルアーバンカブルスターアーススカイ等々、狙いを見出だせる馬たちを挙げ始めたらキリがない…。「勝ち馬検討」を大いに楽しめそうなメンバー構成と言えそうだ。

 発走時刻は20時40分。ゲートインを楽しみにお待ちいただきたい。

(文=ひだか応援隊)

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