14日に東京競馬場で行われる
エプソムC(3歳上・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが6番。次点で3回の3番、4番が続き、2回が1番、2番、5番、7番、12番、13番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-14 複勝率17.6% 複勝回収率41%
2枠 1-1-3-12 複勝率29.4% 複勝回収率191%
3枠 2-2-3-12 複勝率36.8% 複勝回収率86%
4枠 0-3-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率66%
5枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率13%
6枠 2-0-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率32%
7枠 0-1-1-23 複勝率8.0% 複勝回収率21%
8枠 2-2-1-21 複勝率19.2% 複勝回収率35%
【1〜5人気】
1・2枠 3-1-0-4 複勝率50.0% 複勝回収率73%
3・4枠 2-3-3-5 複勝率61.5% 複勝回収率143%
5・6枠 3-1-0-9 複勝率30.8% 複勝回収率66%
7・8枠 2-3-1-10 複勝率37.5% 複勝回収率67%
【6人気以下】
1・2枠 0-0-4-22 複勝率15.4% 複勝回収率130%
3・4枠 0-2-1-23 複勝率11.5% 複勝回収率42%
5・6枠 0-0-0-26 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7・8枠 0-0-1-34 複勝率2.9% 複勝回収率10%
エプソムCの上位人気馬は堅実な傾向にあるが、どちらかと言えば内目の枠順を引いていた方が軸としての信頼度は高くなっている。
また、外目の枠順ほど回収率が低くなっている様子からも分かる通り、人気薄を狙う場合も真ん中より内の枠順が評価しやすく、6人気以下で3着以内に好走した8頭のうち7頭は1〜4枠に収まっていた。昨年、7人気2着と健闘した
サラキアも4枠6番から好走していたことに留意すべきだろう。