netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
エプソムCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
斎藤誠厩舎×
M.デムーロ騎手(
シャドウディーヴァ)】
「直近1年」の「
斎藤誠厩舎×
M.デムーロ騎手」成績は5-3-0-4。複勝率66.7%、複勝回収率130.0%。直近1年で5勝は、
斎藤新騎手、
横山武史騎手の4勝を抑えて堂々の1位だ。「直近5年」成績は5-5-3-12なので大半の好走例が直近1年に固まっているということになる。
このコンビの優秀な点は、特定の馬だけで積み重ねた実績ではないことで、直近1年8回の馬券絡みの内訳は
フルデプスリーダー3回、残りの5回は全て異なる馬でのもの。また直近1年で重賞での騎乗は無く、下級条件で信頼関係を築いた上で、今回、満を持してコンビ結成となった格好だ。
M.デムーロ騎手は
シャドウディーヴァに初騎乗。
シャドウディーヴァは
フローラS、
東京新聞杯で2着という実績はあるものの、重賞ではワンパンチ欲しい印象だけに、「ゴールデンコンビ」とも言える
M.デムーロ騎手の起用が起爆剤になりそう。かつて、
C.ルメール騎手が騎乗した際は上がり最速となる33.4秒の脚を使い0.6秒差の圧勝を収めている。外国出身騎手の手綱が合うタイプという可能性もありそうだ。