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【ユニコーンS展望】ダート王への登竜門、好走の条件とは

  • 2020年06月16日(火) 06時00分
 ノンコノユメゴールドドリームサンライズノヴァルヴァンスレーヴ、そしてワイドファラオと、ここ5年連続で勝ち馬が後にGI/JpnIを制している出世レース。コーナーが広く直線も長い東京マイルという条件で行われるため紛れが起こることはあまりなく、過去10年の連対馬20頭中19頭は5番人気以内から出ている。

1.スピードと切れ味が要求される

 ここ5年は良馬場でも重馬場でも1分35秒台の決着になっている。またレース上がりも速く、後方から差して勝ち切るにはラスト3ハロンが36秒0を切るくらいのキレ味が必要になる。レースのスピード化にともなって、1800m戦にしか実績がない馬は苦戦を強いられているのが近年の傾向だ。

2.距離延長は苦戦

 過去10年、今回距離短縮となる馬は[6-5-5-43]で複勝率27.1%、前走もマイル戦だった馬は[3-3-4-42]で複勝率19.2%なのに対し、今回距離延長となる馬は[1-2-2-40]で複勝率11.1%。1800m戦にしか実績がない馬は苦戦気味だが、臨戦過程で言えば、マイル以上の距離を前走で走ってきた馬が優勢。

3.オープン実績が必要

 13年以降は施行時期が2週間繰り下げられている。同時に3歳のダートオープン特別も番組面の充実が図られていて、春の3歳ダート路線のレベルも向上してきた。上位の層が厚くなってきたことで、時期変更以降の7年間、前走で1勝クラス(500万下)を使われていた馬の連対は皆無。

 デュードヴァンはここと同条件の東京ダートマイルで3戦3勝。特に前走の青竜Sが好内容で、直線で外から抜け出されかけたところを差し返す勝負根性を見せた。そうした勝負強さに加えて、中団より前で立ち回れる先行力、エンジンがかかってからのしぶとい末脚、そして良でも不良でも勝っている東京ダートマイルへの適性等は現時点でケチのつけようがなく、メンバーが揃ったここでも期待は十分。

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