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【門別競馬情報】「週2日」今週がラスト。2夜連続の重賞、まずは“リピーター”活躍目立つ「第6回ヒダカソウカップH2」/地方競馬情報

  • 2020年06月17日(水) 12時30分
 前年比「140.77%」ーー。先週11日(木)、今シーズン開幕から節目の開催20日目(5回門別3日目)を終えた時点の「開催成績」なんですが、無観客開催が続く中でも全国のファンの皆さんにお楽しみいただけているのは本当に嬉しい限り。今週は週2日開催(17日、18日)ですが、次週以降は11月5日のシーズン最終日まで全て「週3日開催」となります。今季ラストの“週2門別”をお楽しみ下さい!

 さて、先週まではおおむね好天が続き、6月10日までは乾き切った馬場状態でのレースが続いていた門別グランシャリオナイター開催。先週ラストの11日にようやく降雨があり、同日は稍重の馬場状態で行われたのですが、今週に入っても15日(月)16日(火)と続けてひと雨。きょう17日は週明け最初の開催日ということで、その馬場状態であるとか、上位入線馬のコース取り等々をつぶさにチェックしていただけると“的中”の確率も上がり、門別ナイターをより楽しんでいただけるのではないかと思います。

 JRAでも「夏競馬」が始まりましたが、門別の夏(まだまだ夜はヒンヤリしてますが‥)といえば「牝馬」の季節!今夜のメイン(最終)12Rは、その幕開けを告げる3歳以上の牝馬限定重賞「第6回ヒダカソウカップH2/1600m(内)・JBC協会協賛マジェスティックウォリアー賞」。古馬初挑戦の3歳馬や、C級からの果敢な格上挑戦なども含め13頭によって争われます。

 内回り1600mで13頭の多頭数ともなれば、3角手前から激しい攻防が展開されるのは必至。外回りより100m余り短い直線でも、早めの仕掛けや競り合いの結果、急速に末脚が鈍ってしまう馬が多くなる可能性も十分。そうなれば、終いどこまで踏ん張れるかが勝敗を分けるポイントになるのでしょうが、なにせレースは生き物。展開をどう読むか、予想するのが本当に楽しい一戦と言えるでしょう。

 このヒダカソウカップを読み解くうえで、一つヒントとなりそうなのが「リピーターの活躍が目立つ」という傾向。2015年の第1回から4年連続で出走したジュエルクイーンは、3歳だった第1回で2着(勝ち馬も3歳牝馬ルージュロワイヤル)に食い込むと、充実期に入った2016/2017年を2連覇。さらに2018年も3着に入り、4度の出走すべてで馬券に絡む活躍を見せてくれました。ただ、同馬に関しては2歳のデビューから地方競馬「グランダム・ジャパン(世代別牝馬重賞シリーズ)」で毎年のように上位争いを続けた全国屈指の実力牝馬であり、力が卓越していたからこそ4年も続けて好走を重ねられたのでは、との指摘もあるかもしれません。

 ところが、ヒダカソウカップでは、ジュエルクイーン以降も複数年に亘って好走を続けた馬が他にも。2018年1着/2019年2着のディナスティーア、2018年2着/2019年3着のアップトゥユーも立派な「リピーター」だと言えるでしょう。この2頭は昨シーズンをもって引退となりましたが、今年も昨年Vのクオリティスタートが2連覇を期して出走。シーズン3戦目、しかも着順を3着→2着と上げてきており、陣営としては万全の態勢で連覇に挑む、ということになりそうです。

 他にも、南関東から戻ってきた一昨年の2歳女王アークヴィグラス、昨年の佐賀3歳三冠馬スーパージンガ、昨年秋2歳重賞ブロッサムカップで3着し今回古馬初挑戦のルナクレアらが注目を集めることになりそうです。発走は20時35分、お見逃しなく!

(文=ひだか応援隊)

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