「
函館スプリントS・G3」(21日、函館)
ライトオンキューが北の大地から始動する。昨年11月の
京阪杯V以来7カ月ぶりだが、1週前の栗東坂路で好時計をマークするなど中間の気配は文句なし。新型コ
ロナウイルスの影響を受け、直前で中止になってしまったドバイ遠征のうっぷんを晴らし、再び存在感を示す。
昨年の
京阪杯で重賞初V以来、7カ月ぶりとなる
ライトオンキューが、2つ目のタイトル獲りを狙う。3月に予定していたドバイ遠征は、現地入りしたものの、新型コ
ロナウイルスの影響により直前で中止に。仕切り直しの始動戦に、金濱助手は「休み明けは苦にしません。もともとメンタルが強くて大崩れのないタイプ。(19年1月の)500万下を勝った時(7カ月半ぶり)も間隔があいていましたからね」と、久々でも問題なしを強調する。
仕上がりは万全だ。10日の栗東坂路では4F49秒4と破格の時計を計時した。「さすがに最後は手応えに余裕があったわけではないけど、後半の時間であれだけ出るとは」。手綱を取った仕上げ人も驚きを隠さない。先週末に函館に移動し、「暑さは苦手みたいなので、ここは涼しいから助かりますね」と抜かりなく調整は進んでいる。
昨年1月からコンビを組んでいる古川は「昨年と比べてトモが良くなっている」と成長を感じながら、「まだ上がありそうな感じだから、なおさら楽しみだよ」と復帰戦を心待ちにしていた。昨年は禁止薬物騒動の影響で除外となった一戦。北の大地から再進撃が始まる。
提供:デイリースポーツ