「新馬戦」（２１日、阪神）

　期待の素質馬ブレイブライオン（牡、父ディープインパクト、栗東・西村）が、日曜阪神５Ｒ（芝１６００メートル）に登場する。１９年１歳セレクトセールで、２億円（税抜き）の高値で取引された。２週連続で追い切りにまたがった福永は、「しっかり乗り込まれている。メリハリが利いたいい動きをしているね。乗りやすい。初戦としては態勢は整っていると思う」と歯切れがいい。

　半兄ベストウォーリアは１４、１５年南部杯を連覇するなどダートで活躍。兄とコンビを組んで１５年南部杯などを制した鞍上は「全然タイプが違う。体形も違うしね」と、芝にも対応は可能とみている。

　菊本助手は「ストライドも大きいですし、乗っていて気持ちのいい走りをする。走りだすと一生懸命。そのへんがうまく競馬に向けば」と楽しみにする。兄とは異なるフィールドで、負けない活躍を目指す。

提供：デイリースポーツ