「新馬戦」(21日、東京)
良血馬がベールを脱ぐ。日曜東京5R(芝1600メートル)に出走する
カランドゥーラ(牡、父
モーリス、美浦・藤沢和)は、祖母が名牝
エアグルーヴで、きょうだいには同厩舎で、重賞で活躍中の
ランフォザローゼスと
レッドルレーヴがいる。津曲助手は「これまでのきょうだいとは違うタイプですね。速さがありますよ」と分析。父が
モーリスに変わったことで、スピード色が強く出ている。
今週は美浦坂路で
ルヴォルグ(4歳3勝クラス)と4F53秒0-38秒6-12秒5で併入。追うごとに動きの切れを増している。同助手は「十分に乗り込んできましたし、仕上がりはいいです」と状態の良さを強調。今の東京の芝は荒れており、時計を要する馬場になる可能性はある。その点についても、「大丈夫だと思います」と問題視していない。名門厩舎の中でも期待されている素質馬。まずは初陣を制し、さらに上のステージを目指す。
提供:デイリースポーツ