昨年末、
東京大賞典で見事
モジアナフレイバー・
ノンコノユメの激走を予言したAI予測エンジン『
AlphaTwinkle』。AIならではの膨大なデータ処理によって導き出される予想は斬新かつ期待値が高い。
豪華メンバーの揃った今年の
帝王賞でも、その力は存分に発揮されるはず。
様々な角度から算出された出走馬の各評価を紹介していく。
今回の観点は「ローテーション」と「馬券妙味」。
一言で「馬券妙味」とは言っても、闇雲に穴馬を推奨し続けるわけではない。あくまで「人気よりも上位に食い込みそうな馬」を、期待値計算に基づいて導き出す。
今年の
帝王賞では、穴馬・人気馬どちらに妙味を見出すだろうか?
■ローテーションは満点評価が2頭!ポイントは「
平安S組」。
ローテ評価では、
オメガパフューム・
ミツバが満点を獲得。
AIのローテ評価では「どの程度期間をあけているか」「直近でどういう距離を走っているか」といった点を軸に点数を算出していくが、AIは
平安S組を高評価とした。
オメガパフュームは
東京大賞典→
平安S、
ミツバは
川崎記念→
平安Sというローテ。近2走が無理のない間隔で出走できていること、2000mを超える距離を走れていることがその要因だろう。
また、AIは2頭を休み明け2走ボケがないタイプと判定。過去に休み明け2戦目で負けていることもあるが、敗因は他にあったと考えて良さそうだ。
また、
ケイティブレイブはここ2戦がマイル戦のため割引されつつも、
川崎記念を走っている点が評価され、上記2頭からはポイント上で離されながらも3番手の評価に食い込んだ。
一方で
ノンコノユメは4月以来のレースとなるため、低評価に甘んじる結果となった。
■今年は手堅い決着!注目は「人気馬の中でどの馬が1着か?」という点に。
AI予想は期待値に基づいた予想をするため、「馬券妙味」で驚くような穴馬を推奨することもあれば、手堅い予想をすることもある。今回『
AlphaTwinkle』は、
帝王賞を手堅いレースと想定。実績上位馬の隙がほとんどないレースと判断した。
ただし、たとえ上位馬決着でも着順上・オッズ上の優劣は出る。その中で最も馬券的妙味があると推奨されたのが、
ケイティブレイブだ。
昨年ドバイ遠征での出走取り消し・緊急手術の影響もあってか、冬には
東京大賞典8着・
川崎記念6着と調子を落としていた。AIは現在の
ケイティブレイブを「馬の実力に比べて、世間での評価が落ちている」と判断。妙味では他馬よりもひとつ抜け出した。
馬券妙味で2番手評価となったのは、総合点でトップの
オメガパフューム。
人気となる馬は「妙味」では低くなりがちで、昨年の
帝王賞では総合点の高い
インティが「妙味」では低評価になっていた。今回の
オメガパフュームはその傾向を凌駕する信頼度のようで、どうやら付け入る隙のない1頭になりそうだ。
そこに続く評価を得たのは、
クリソベリル、
ノンコノユメ、
チュウワウィザードら実績馬。
さらにここから枠順・騎手という
ファクターを加えた最終結論が導き出されるが、果たして最も高い評価を得るのはどの馬だろうか?
明日の最終結論にご期待いただきたい。
※本記事内容は6/18時点での出走予定馬をもとに作成しております。