28日に阪神競馬場で行われる
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが2番と11番。次点で3回の4番、8番が続き、2回が1番、3番、16番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-4-10 複勝率37.5% 複勝回収率201%
2枠 1-1-2-12 複勝率25.0% 複勝回収率78%
3枠 0-1-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率91%
4枠 0-4-0-12 複勝率25.0% 複勝回収率48%
5枠 0-2-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率51%
6枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率9%
7枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率50%
8枠 7-0-2-13 複勝率40.9% 複勝回収率130%
【前走1〜3人気】
1〜4枠 1-4-4-18 複勝率33.3% 複勝回収率64%
5〜8枠 7-1-1-25 複勝率26.5% 複勝回収率110%
【前走4人気以下】
1〜4枠 1-2-3-21 複勝率22.2% 複勝回収率178%
5〜8枠 0-0-0-36 複勝率0.0% 複勝回収率0%
※前走が海外だった馬の成績は除く
昨年も
リスグラシュー(8枠12番)と
スワーヴリチャード(8枠11番)が1・3着に好走していたが、8枠は過去10年で7勝を挙げる活躍ぶりで、同枠順に有力馬が収まった場合は素直に評価すべきだろう。
ただし、5〜8枠は前走4人気以下だった馬に限れば、36頭すべてが5着以下に敗れており、出色の好走率を誇る8枠においても該当馬は「0-0-0-4」と結果を残せていない。たびたび人気薄が台頭している
宝塚記念ではあるが、取捨選択に悩んだ際には前走の人気にも注目してみる価値はありそうだ。