「新馬戦」(27日、東京)
東西で楽しみな新馬がスタンバイ。日曜阪神5Rの
パタゴニアは
ダノンファンタジーの半妹で、将来性豊かな良血だ。スタートの速さを生かし、初陣Vといきたい。一方、土曜東京5Rの
インヴァリアンスは完成度の高さが目立つ。横山典もほれ込む好素材に要注目だ。
土曜東京5R(芝1800メートル)に出走する
インヴァリアンス(牡、
父ハーツクライ、美浦・尾関)は25日、ここまで計10本の追い切りを消化。近2週は横山典が騎乗し、美浦W、坂路で軽快な動きを見せている。
尾関師は「やるごとに良くなっているし、何の心配もしていません。2週続けてジョッキーに乗ってもらいましたが、気に入ってくれてますよ」と感触を伝えた。
バランスの取れた好馬体が売り。高い能力を秘めていそうだ。師は「牡馬にしては多少ヤンチャなところはあけど、2歳新馬としては問題ないです。現時点での完成度は高いですよ」と期待を寄せる。関東の名手がほれ込む素質馬が、初戦でどんな走りを見せるか注目だ。
提供:デイリースポーツ