全国の
地方競馬場で1000m以下の短距離レースのみで競われるスーパース
プリントシリーズの対象競走となっており、1着馬にシリーズ頂点を決める
習志野きらっとスプリントの優先出走権が与えられる。
第6回目を迎える今回は、昨年のこのレースの覇者で、前走の北海道スブリントカップに優勝した
メイショウアイアンら、8頭が出走する。
◎は
メイショウアイアン。前走は1番人気
マテラスカイをねじ伏せる 形で勝利。そのレース振りを見る限り、年齢の衰えは感じさせないどころか、むしろより充実している印象だ。昨年のこのレースも制しており、舞台適性も十分で、ここは連覇の可能性は濃厚だ。
○に
アークヴィグラス。2走前の浦和の
しらさぎ賞で5着と復活の兆しを感じさせたが、道営に戻ってきて初戦の前走(
ヒダカソウカップ)はハナ差の2着。57キロを背負ってのものだけに、負けて強しの内容で、復活を印象づけた。久々の1000mがどうかだが、2歳時に2勝しているし、問題ないだろう。
▲
ニットウスバル。道営転入初戦、
JRA時代にオープンクラスで戦ってきた実力を発揮して勝利し、続く前走の交流重賞·
北海道スプリントカップでは
JRAの
ノボバカラに先着して4着に入った。
JRA勢がいないここは、勝ち負けになっても不思議はない。
△は2頭。
ジョウランはス
プリント適性が高そうで注目したい。
シークロムは南関東での実績通りに走れれば、ここでもやれそう。ただし2頭とも取消明けだけに、当日の気配にも注意したい。
交流重賞を制して波に乗る10歳馬
メイショウアイアンが、ここも勢いのまま連覇なるか。
グランシャリオ門別ス
プリントは、2日(木)、20時40分発走。
(文:佐々木祥恵)