7月5日に阪神競馬場で行われる
CBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ロードカナロア産駒は「5-2-5-24」。19年
セントウルS・GIIでは
ファンタジスト(7人気2着)と
イベリス(3人気3着)が好走しており、先月に行われた
皆生特別・2勝クラスでも同産駒が1〜3着までを独占してみせた。同産駒からは
アンヴァル、
イベリス、
エイシンデネブの牝馬3頭が出走予定。
スクリーンヒーロー産駒は「1-0-0-10」。小雨降るなか稍重で行われた19年
千種川特別・2勝クラスを
マイネルパラディが8人気の人気薄で勝利。なお、同レースでは1人気の支持を集めた同産駒の
アルジャーノンが11着と大敗しており、一概に父系だけでは良し悪しの判断が難しいようだ。同産駒からは上位人気を担う
クリノガウディーが出走予定。
ディープインパクト産駒は「1-4-2-27」。19年芦屋川特別・2勝クラスでは、
ブリッツアウェイ(12人気1着)、
キャスパリーグ(4人気2着)、
ワールドフォーラブ(11人気3着)、と人気薄で上位を独占し、3連単約47万馬券の波乱を演出。牡馬「0-0-1-11」よりも牝馬「1-4-1-16」が優勢の傾向も見受けられる。同産駒からは
ディメンシオン、
ミッキースピリットの2頭が出走予定。
キングズベスト産駒は「1-1-1-7」。1〜3人気に推された馬がいないなかで健闘しており、3着以内に好走した3頭がすべて別馬であることを考慮すれば、評価に値する成績と言えるだろう。同産駒からは
ジョイフルが出走予定。