「新馬戦」(5日、阪神)
今週も注目の良血馬が登場だ。18年当歳セレクトセールで高額取引された
スワーヴエルメがデビューを迎える。父は新種牡馬
ドゥラメンテ、母は重賞4勝をマークした
アイムユアーズ、4代母に共通して
ダイナカールを持つ血統。20年のクラシックを目指し、大きな一歩を踏み出す。また、18年
菊花賞2着馬
エタリオウの異父弟
サンデージャックも楽しみな一頭。切れ味を武器に初戦突破といく。
18年
菊花賞2着馬
エタリオウを異父兄に持ち、19年1歳セレクトセールで
ダイワメジャー産駒史上最高額となる1億7000万円(税抜き)で取引された
サンデージャック(牡、栗東・宮本)が日曜阪神5R(芝1600メートル)でベールを脱ぐ。
最終リハでは栗東CW4F52秒4-37秒8-11秒9をマーク。
セグレドスペリオル(4歳2勝クラス)、
ニシノカムイ(2歳新馬)ときっちり併入した。動きを見守った宮本師は「切れ味がすごいし、レベルが違う。2歳馬離れしているね。(同じ父を持つ)
アドマイヤマーズみたい」と大絶賛だ。
「ここを勝つことがあったら、札幌2歳S(9月5日・札幌)から秋はマイルG1(
朝日杯FS=12月20日・阪神)かな」。指揮官の目には既に兄超えが映る良血馬。まずは初戦の走りに注目だ。
提供:デイリースポーツ