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【CBC賞予想】タイセイアベニールの重賞初制覇に期待/JRAレース展望

  • 2020年07月05日(日) 06時05分
 サマースプリントシリーズの第2戦。かつては年末の中京開催を代表するレースのひとつでGII格付けのスプリントレースだったが、多くの変革によって、2006年以降はGIII格付けのハンデキャップレースという現在の格付けとなっている。ただし、今年は開催日割りの関係で2011年以来の阪神開催となる。秋に行われるセントゥルSと同じく阪神競馬場の内回りコースを使用するスプリント重賞。スピードはもちろん、機動力も試されるレースになりそうだ、

 上昇一途、◎タイセイアベニールの重賞初制覇に期待したい。以前はやや決め手の甘いところがあったが、昨年秋に2勝クラスを勝ったのをきかっけに、突如開眼したかのようにその後は4戦して3勝。重賞挑戦は3歳時のユニコーンS以来となるが、前走の鞍馬Sで負かした馬は葵S2着トゥラヴェスーラであり、シルクロードS2着エイティーンガールだった。力をつけた今ならクラスの壁も突破できるのではないだろうか。

 相手には今回が初めてのスプリント戦となる○ロケット。重賞競走に挑戦するのも今回は初めてだが、先行力があって、器用に立ち回れるセンスの良さがある。格上げ初戦の前走も最後の直線で見せ場をつくるなど積極的な競馬でコンマ3秒差。クラス慣れが見込める今回はさらなる前進も可能だろう。

 逆転を狙うのは3連勝で勢いに乗る▲ミッキースピリットだ。阪神競馬場芝1400m戦で当時の2歳レコードを叩き出し、期待が膨らんだが、勝利の女神から見放されるようなレースを続け、今年2月の小倉戦から3連勝。マイル前後を使われることが多かったが、母が全欧チャンピオンスプリンターだけに短い距離に適性を見出した。ここが試金石となるが、見せ場以上を期待したい。

 △クリノガウディー高松宮記念で1位入線も、ゴール前で内にモタれて4着降着。大金星を逃がしてしまったが、初のスプリント戦で高い適性を示した。ただし、基本的にはムラ馬というイメージもあり、人気急上昇の今回は、やや斜めから見たい。

 初のスプリント戦となるが阪神牝馬Sの内容が良かった△ディメンシオンと△シルクロードS優勝経験のある△アウィルウェイを抑えておきたい。阪神競馬場の芝1200m戦はデビュー戦を勝利で飾った舞台でもある。巻き返しを期待したい。

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