netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
七夕賞の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
藤岡健一厩舎×
酒井学騎手(
ヴァンケドミンゴ)】
「
藤岡健一厩舎×
酒井学騎手」の「直近5年」成績は5-6-6-20、複勝率45.9%、複勝回収率204.9%と素晴らしい数字。18年オ
パールSで8番人気の
アンヴァルを勝利に導いたのを筆頭に、16年
賢島特別では
トップアートで8番人気2着、19年には3歳未勝利で11番人気と12番人気での3着があり、人気薄で何度も激走を果たしている。
「直近1年」は3-1-0-10で複勝率28.6%、複勝回収率61.4%にとどまっているが、10回の着外で4番人気以内の馬への騎乗は1回しかなく、純粋に勝負になるケースが少なかったという側面もあるだろう。実際、3勝2着1回は、
ルメール騎手、
藤岡佑介騎手、
M.デムーロ騎手に次ぐもので、その信頼関係に揺るぎは無い。
酒井学騎手は
ヴァンケドミンゴに2回目の騎乗。初めて手綱を取った前走のエールSでは見事勝利に導いている。その前走は、前半は後方に待機して、3〜4コーナーで外を回って進出すると直線でも脚を伸ばす強い内容だった。これで
ヴァンケドミンゴは福島4戦4勝。よほど福島の馬場が合っているのであろう。ここは、前走に続く福島芝2000m戦。前走の再現が見られる可能性は高そうだ。