12日に阪神競馬場で行われる
プロキオンS(3歳上・GIII・ダート1400m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神ダート1400mにて施行されるため、2007〜2010年の
プロキオンSおよび2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【2007〜2010年】
1枠 0-0-2-5 複勝率28.6% 複勝回収率87%
2枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 0-1-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率17%
5枠 0-0-1-7 複勝率12.5% 複勝回収率27%
6枠 0-0-1-7 複勝率12.5% 複勝回収率16%
7枠 3-0-0-5 複勝率37.5% 複勝回収率77%
8枠 1-3-0-4 複勝率50.0% 複勝回収率77%
【2019年以降】
1枠 7-12-10-182 複勝率13.7% 複勝回収率51%
2枠 15-14-9-182 複勝率17.3% 複勝回収率58%
3枠 9-16-13-190 複勝率16.7% 複勝回収率70%
4枠 14-14-19-190 複勝率19.8% 複勝回収率72%
5枠 16-14-21-191 複勝率21.1% 複勝回収率83%
6枠 18-16-20-195 複勝率21.7% 複勝回収率107%
7枠 23-20-18-191 複勝率24.2% 複勝回収率98%
8枠 26-20-17-187 複勝率25.2% 複勝回収率118%
プロキオンSは元来阪神ダート1400mで創設されており、阪神競馬場
リニューアル後も2007〜2010年の4年間は今年と同じコースで行われている。なお、その際の勝ち馬はいずれも7・8枠で、2着馬も4頭のうち3頭が8枠という偏りを見せていた。
直近1年のコース成績を鑑みても、外枠になるにつれて成績が向上しており、大外の8枠は複勝率・複勝回収率ともに最高値を記録している。また、8枠は単勝回収率で唯一のプラス収支(180%)を記録している枠順でもあり、コース形態の特性として素直に評価すべきだろう。