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【函館2歳S予想】セレクトセールで半弟が注目を集めたモンファボリ登場/JRAレース展望

  • 2020年07月17日(金) 20時00分
 いよいよ今年最初の2歳重賞・函館2歳Sが行われる。地方・ホッカイドウ競馬からの遠征馬1頭を迎えた15頭立て。1戦1勝の評判馬からキャリア3戦の経験のある馬まで様々揃った。

 注目は何といってもモンファボリだろう。武豊騎手を背にデビュー戦で好スタートを決めると、直線で後続を楽に5馬身離して勝利。ラストは流していたにもかかわらず、芝1200mでレコードタイムをたたき出した。今週行われたセレクトセール1歳で半弟(父ディープインパクト)が4億円で落札されたニュースも記憶に新しいところ。ここでもスピードや秘めたる力の違いを見せそうだ。

 新馬戦のレコード勝ちで言うと、ルーチェドーロもその1頭。ただし、こちらはダート1000mで初勝利を挙げた。好スタートから先手を奪うと4コーナーから後続を突き放しはじめ、残り200mを切ったあたりで横山武史騎手が後ろを振り返ってリードを確認すると、あとはゴールまで流して余裕のある勝利。それでいて2着には7馬身差をつけていた。ダート戦ではあったが不良馬場でスピードを生かしてのレース。

 また母アラフネは芝で3勝をあげており、うち2勝は札幌でのデビュー戦とすずらん賞の連勝で、母同様に早い時期から芝で活躍する可能性がありそう。

 ディープエコロジークリーンエコロジー産駒初勝利を挙げた馬。デビュー戦はスッとハナを取り、直線で後続が迫ってきたがなかなか交わさせず、粘り勝ち。スピードのありそうな1頭だ。

 ラヴケリーもデビュー戦はスタートでやや立ち遅れながらもスピードに乗ると最内枠から一気に先頭に立ってレースを引っ張った。牝馬で前向きさを感じるレースだったが、この中間は落ち着きが出てきているとのことで、レースぶりにも期待。

 メンバー中、唯一の距離短縮となるグレイトミッション(新馬戦は東京芝1400m)やホッカイドウ競馬でJRA認定レース2連勝をしたラジアントエンティ、新馬戦勝ちのリメスなども楽しみだ。

 競走馬としてスタートをきったばかりのメンバーによる函館2歳Sは7月18日函館11R、15時25分発走予定。

(文:大恵陽子)

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