スマートフォン版へ

【函館記念 血統データ分析】明暗分かれるステイゴールドとキングカメハメハ

  • 2020年07月17日(金) 10時00分
 19日に函館競馬場で行われる函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがステイゴールド。次点で3回のマヤノトップガンが続き、2回がシンボリクリスエスキングカメハメハダンスインザダークとなっている。

 ステイゴールド産駒は「1-2-2-10」。昨年はマイネルファンロン(9人気)とステイフーリッシュ(3人気)が2・3着で入線するものの、同産駒として最も人気を集めたレッドローゼス(2人気)は6着に敗れている。同産駒からは昨年2着のマイネルファンロンが出走予定。

 キングカメハメハ産駒は「0-1-1-9」。昨年はエアスピネル(4人気)が13着と大敗を喫していたが、3〜5人気(1・2人気の例なし)の人気を集めた馬が「0-0-0-4」と振るわない。一方で、18年2着サクラアンプルール(7人気)、15年3着ヤマカツエース(7人気)と中穴人気が健闘している。今年は上位人気と目されるレイエンダほか、カウディーリョランフォザローゼスが出走予定。

 ハービンジャー産駒は「0-0-0-4」。未だ3着以内に好走例こそないものの、昨年はドレッドノータス(7人気)が4着と善戦。今開催も同コースで行われた五稜郭S(3勝クラス)でワセダインブルー(9人気)が2着になるなど、コンスタントに好走馬を出しているだけに軽視はできないか。同産駒からはナイトオブナイツニシノデイジーレイホーロマンスの3頭が出走予定。

 初出走のキングズベスト産駒からはトーラスジェミニが出走予定。キングズベストはGalileoSea The Starsの叔父にあたる血統でもあり、欧州を代表する名牝系の出身。下級条件を含めてもコース実績は少なく、出走した4頭のうち3頭が二桁人気であったことを思えば、改めて種牡馬としての適性を問われそうだ(同産駒のコース成績は「0-0-0-4」)。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す