netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
函館2歳Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
田中博康厩舎×
大野拓弥騎手(
フォルセティ)】
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田中博康厩舎×
大野拓弥騎手」の「直近1年」成績は4-5-4-11で複勝率54.2%、複勝回収率145.0%。「直近1年」で24回騎乗は1位タイ、まさに「主戦」にして「ゴールデンコンビ」と呼ぶに相応しい好成績を収めている。1番人気に支持されたケースでは4-1-1-0と6戦全てで馬券に絡んでいる一方、19年晩秋Sでは
エジステンツァを13番人気で3着に導くなど人気薄での3着好走も多数。人気ならば単系、人気薄なら3連系で狙うのが良さそうだ。なお、「直近5年」に対象を広げても6-6-4-25で複勝率39.0%、複勝回収率112.7%と好成績が残っている。
大野拓弥騎手は
フォルセティにデビュー戦から3戦続けての騎乗となる。新馬戦は3番手からハナ差の2着、2戦目は逃げて0.5秒差の圧勝だった。控える競馬で結果を出している点は大きなアドバンテージで、新馬組に対してキャリアを一戦多く積んでいる点も相対的に有利に働きそう。前走が稍重だったので重い馬場も歓迎材料だろう。スピードに任せて結果を残してきた組が最終週の馬場を苦にするようであれば、一気の浮上がありそうだ。