netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
函館記念の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【小桧山悟厩舎×
木幡育也騎手(
トーラスジェミニ)】
「小桧山悟厩舎×
木幡育也騎手」の「直近1年」成績は4-0-1-17で複勝率22.7%、複勝回収率363.6%。18番人気で3着し複勝3310円をつけた
エプソムCが含まれているので複勝回収率が跳ね上がるのは当然なのだが、それを除いても内容は濃い。4勝の人気は古い順に8、13、9、2で、単勝回収率は924.5%というとんでもない数字になっている。
「直近5年」では6-0-1-26。先ほどの4勝に、
トーラスジェミニとのコンビで挙げた2歳未勝利と
百日草特別が加わり、この時は9番人気と6番人気。「直近5年」での単勝回収率は951.5%で、とにかく人気薄での勝ち切りが多いのが特徴だ。
木幡育也騎手はこれまで
トーラスジェミニに8回騎乗して4-0-1-3という成績。デビューから3戦連続掲示板外だった同馬に乗り替わり9番人気で勝利へと導くと、3戦異なる騎手を挟んだ
百日草特別では6番人気で優勝、3戦ぶりに手綱を取った2勝クラスでは、前走15着から鮮やかに巻き返して13番人気1着と、神がかり的な成績を収めている。これだけコンビ実績がありながら、勝つ時は人気薄ということが示している通り、人気になりにくいところも馬券妙味という点で好都合だ。