「函館記念・Ｇ３」（１９日、函館）

　今年の函館開催ラストを飾る一番は、大荒れ決着となった。制したのはブービー１５番人気のアドマイヤジャスタ。１８年ホープフルＳではサートゥルナーリアの２着に入った実力馬も、皐月賞以降は厳しい戦いが続いていたが、北の大地で復活を遂げた。

　予想通りトーラスジェミニがレースを引っ張る展開の中、道中は中団を追走。３角過ぎから大外をグングン押し上げて行くと、直線も豪快に伸びてライバルを一蹴。後続に１馬身半差をつけて快勝した。２着は最後方から追い込んだ１３番人気のドゥオーモ、３着には好位から粘り込んだ３番人気のバイオスパークが入り、３連単は３４３万円超えの大波乱となった。

提供：デイリースポーツ