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【門別競馬情報】函館2歳S 0秒8差で健闘のラジアントエンティに今後も注目!今夜メインは2連勝中ラステラデファルコが人気の中心「モーニン賞」/地方競馬情報

  • 2020年07月21日(火) 12時30分
 18日のJRA函館2歳Sに門別から挑んだラジアントエンティ(阿部龍54)は12着という結果でしたが、初めての輸送で-12キロの馬体重減。レースでは、初めての芝の速いペースに道中はポジションを下げながら、勝負どころからも踏ん張って食い下がり、勝ったリンゴアメから0秒8差のゴールは、応援する側には「健闘」と映ったのではないでしょうか。

 何もかもが“初物尽くし”の中、門別でデビュー2連勝を決めた地力の一端は垣間見せてくれたのではないかと感じます。

 角川秀樹師によると、次走予定は「JRAクローバー賞にチャレンジするか、地元1000mのフルールカップH3(8月12日)あるいはリリーカップH3(1200m外回り)が候補ですね」とのこと。先々は牝馬路線を歩む可能性が高そうで、角川厩舎所属馬の活躍が際立っているリリーカップH3に駒を進めてきた場合には、特に要注目でしょう。

 昨年まで創設から16回を数える牝馬短距離重賞ですが、角川厩舎勢がなんと8勝(2006年/第3回タガタメ、08年/第5回アンペア、09年/第6回プリモエナジー、11年/第8回レイモニ、12年/第9回ハニーパイ、13年/第10回クリノエリザベス、15年/第12回モダンウーマン、17年/第14回ストロングハート、19年/第16回プリモジョーカー)!

 まさに「突き抜けた」成績を残している一戦です。今年も複数の有力馬を送り込む可能性が高そう。少し先のレースではありますが、覚えておいていただくとよろしいかと思います。

 さて、きょう21日(火)のメイン(最終)11RはJBC協会協賛のスタリオンシリーズ「モーニン賞」。外回り1700mに11頭が出走予定です。

 目下2連勝と本格化ムードのラステラデファルコに、前走逃げて同馬の0秒1差2着に踏ん張ったキタキタフーガ、移籍先の大井では不振に陥ったものの昨秋2歳重賞ブロッサムカップH3で後の北斗盃レッドカード以下を大きく離して圧勝している高素質馬ネーロルチェンテが上位候補に挙げられそう。JRA1勝クラスから転入後2、4、2着と上位安定スプレーモゲレイロ、門別1700mは5戦して3度の馬券絡みと実績あるネフェリ、C2下戦ながら3走前この距離で豪快に突き抜けたスーパーブレーヴらも、有力馬の一角と目されるメンバー構成。

 11頭が揃うだけに展開次第では人気薄の台頭も十分に見込まれ、“馬券的妙味”が大きそうな一戦と言えそうです。発走は20時40分、お見逃しなく!

(文:ひだか応援隊)

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