「
キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1」(25日、アスコット)
降りしきる雨を切り裂き、女傑が復活した。アン
ソニーヴァン
ダイクが取り消して3頭立てとなった伝統の一戦は、英国のエネイブル(牝6歳)が、道中2番手から楽に抜け出し、2着ソヴリンに5馬身半差をつけて圧勝。19年8月のヨークシャー
オークス以来、11カ月ぶりの美酒で、連覇および17年を含む史上初の3勝をマークし、G1勝利数は11勝目に到達した。
自身も歴代最多タイとなる“
キングジョージ”7勝目を挙げたデットーリは「誰も成し遂げたことがないことができて、とても幸せです」と回顧。秋の大目標に据える
凱旋門賞・G1(10月4日・仏パリロンシャン)で、こちらも史上初となるV3を狙う。
提供:デイリースポーツ