「クイーンS・G3」(8月2日、札幌)
大きな節目を迎えてもますます盛ん。26日に50歳となった
内田博幸騎手=美浦・フリー=が、週明けのトレセンでも普段通り精力的に攻め馬をつけて汗を流していた。「最近はレベルの高い若手ジョッキーが育ってきているし、“さすが”のレースを見せるベテラン騎手もいる。そんな人たちに負けないよう、自分の
スタイルで戦っていきたいね」と気持ちを新たにする。
ラジオNIKKEI賞(
バビット)、
七夕賞(
クレッシェンドラヴ)と2週連続重賞V。今夏は持ち前のアグレッシブな騎乗ぶりで存在感を示している。「人気薄でも人気のある馬でも勝てたのはうれしいね」とうれしそうにうなずいた。
重賞騎乗機会3連勝&50代最初の重賞Vが懸かるクイーンSは、4歳牝馬
シャドウディーヴァとの初コンビで臨む。「いい末脚を持っているイメージがある。気持ちを損ねないように乗って能力を発揮できたら」。まだまだ元気なウチパクが北の大地を沸かせる。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ