スマートフォン版へ

【エルムS 枠順データ分析】真ん中付近の枠順は差し馬にも一考の価値あり

  • 2020年08月07日(金) 11時50分
 9日に札幌競馬場で行われるエルムS(3歳上・GIII・ダート1700m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、函館・新潟競馬場で代替開催された2013・2009年はデータの集計対象外とした。

 過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが4番と5番。4回で8番が続き、次点で2回の2番、3番、6番、10番、11番、12番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-0-0-9 複勝率10.0% 複勝回収率14%
2枠 1-1-0-8 複勝率20.0% 複勝回収率40%
3枠 1-1-2-9 複勝率30.8% 複勝回収率75%
4枠 3-2-2-10 複勝率41.2% 複勝回収率101%
5枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率77%
6枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率81%
7枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率47%
8枠 0-3-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率98%

【前走4角通過6番手以下】
1・2枠 0-0-0-5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3〜5枠 1-2-1-14 複勝率22.2% 複勝回収率76%
6〜8枠 0-0-0-31 複勝率0.0% 複勝回収率0%

 まず、エルムSは最大14頭立てで行われるため、必然的に1枠は馬番1番、2枠は馬番2番の成績となる。

 データ集計期間内に優勝例のない8枠だが、札幌ダート1700mで施行された全21回で見ても、勝利したのは04年パーソナルラッシュのみ。ただし、複勝率・複勝回収率は悪くなく、昨年もハイランドピーク(8枠13番)が10人気2着と好走していたように、複穴としては一考の価値があるようだ。

 なお、コース形態からも先行有利になりやすいレースではあるが、上記の通り真ん中付近の枠順は例外的に扱える様子も見受けられる。とりわけ4枠は複勝率・複勝回収率ともに最高値をマークしているだけに、脚質不問で注意すべきだろう。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す