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【盛岡・クラスターC予想】 高配当狙いは無謀!? 狙い目はある程度の人気を見込めそうな地方馬/地方競馬レース展望

  • 2020年08月09日(日) 18時33分
 盛岡ダート1200mは直線に坂があるものの、ワンターンで絶対的にスピード勝負。先週3日間は良馬場で行われたが、平均よりも1秒ほど軽い馬場。今週は土曜日の朝から日曜日の明け方まで、かなりの降水量が見込まれそう。当日も雨マークの予報が出ており、高速決着が予想される。

 過去10年のデータから分析をしていこう。1番人気は[5-2-1-2]、馬券の対象を外したのは14年アドマイヤサガス、18年ディオスコリダーで信頼性は高い。ほかに優勝馬は2番人気と4番人気がともに2回、3番人気が1回。注目の1番人気は…マテラスカイブルドッグボスか。

 意外かもしれないが、ハイペースは2回ほどで最近6回は乱ペースにはならず。平均ペース7回、スローペースだった1回は17年で、サイタスリーレッドが逃げて3着に粘った。逃げ切りは10年サマーウインド、12年タイセイレジェンド、16年ダノンレジェンドの3勝。最近2回の逃げ馬は、ともに2着を確保している。今年逃げるとしたら、マテラスカイヒロシゲゴールドあたりになるだろう。

 優勝馬の年齢は4歳1勝、5歳7勝、6歳2勝。牝馬は4勝。最近2年は牝馬の5歳。今回は牝馬の出走がなく、5歳馬ならヒロシゲゴールドショーム。所属別で見ると栗東8勝、2着8回。美浦は1勝、2着0回。地方2勝、2着2回。断然有利なのはJRAの栗東所属馬でマテラスカイヒロシゲゴールドトップウイナーアユツリオヤジの4頭が該当する。

 地方馬が馬券に絡んだのは8回あるが、10年間の3連単で1万円以上の万馬券は1回も出ていない。このことからも、地方馬で狙うならある程度の人気があったほうが良さそうだ。
(文=峯村正利)

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