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【クラスターカップ予想】マテラスカイが持ち前のスピードを生かして逃げ切りか!?/NARレース展望

  • 2020年08月10日(月) 11時00分
 レース名のクラスターは星団の意味で、中央・地方全国指定交流競走として1996年に創設された。第25回を迎える今年は、今年のサウジアラビアカップ2着など海外でも実績のあるマテラスカイや、昨年のこのレース2着のヒロシゲゴールドJRAから5頭、地方から8頭の計13頭が出走して争われる。

 ◎はマテラスカイ。前走の北海道スプリトCは逃げ切りかと思われたところに、メイショウアイアンの強襲にあい、先行粘り込みを図ったスズカコーズラインと2着を分け合った。今回は前走の門別より盛岡の方がこの馬のスピードが生かせそうな馬場で、前回よりも楽に走れるはず。今度こそ逃げ切り勝ちを期待したい。

 ○にヒロシゲゴールド。前めで競馬をしたいこの馬にとって、最内枠を引いたのは大きい。逃げられればそれに越したことはないが、マテラスカイを行かせてそれを見ながらスムーズな競馬ができれば好勝負になるだろう。昨年も2着になっているように、このコースとの相性も良い。

 ▲はトップウイナー。2勝クラス、3勝クラス、オープンと3連勝で臨んだ前走のプロキオンS。重賞初挑戦だったが5着と、重賞でも十分戦えることを証明した。楽に先行できるスピードもあり、地方の競馬場も合っていそうで、上位争いに食い込む可能性は十分だ。

 △は3頭。ブルドッグボスは実績は文句なしなので、あとは59キロを克服できれば。ショームは門別よりも盛岡の方が合うタイプ。そして2走前にマテラスカイを負かしたメイショウアイアン

 マテラスカイのスピードの違いを見せつけて逃げ切るのか。それともヒロシゲゴールドが昨年2着のリベンジを果たすのか。あるいは伏兵の台頭があるのか。注目のクラスターカップは、8月10日(月・祝)、16時45分発走。

(文:佐々木祥恵)

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