16日に新潟競馬場で行われる
関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で3回の
アグネスタキオン、
キングカメハメハ、
ステイゴールド、
ハーツクライが続き、2回が
スニッツェル、
タニノギムレットとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-2-1-15」。18年
プリモシーン、19年
ミッキーグローリーと連覇中で、18年には1〜3着を独占するなど存在感を放つ。今年は一昨年の勝ち馬
プリモシーンほか、
エントシャイデン、
サトノアーサー、
プロディガルサンの4頭が出走予定(同産駒のコース成績は「25-39-25-185」勝率9.1%・複勝率32.5%)。
ロードカナロア産駒は「0-0-0-1」。昨年、産駒としても初出走となった
ケイデンスコールは2人気ながら14着と大敗。下級戦では
ディープインパクトを凌ぐ勝率を記録しているだけに、今年は改めて真価を問われることになりそうだ。同産駒からは
グルーヴィット、
トロワゼトワル、
ペプチドバンブーの3頭が出走予定(同産駒のコース成績は「9-5-4-45」勝率14.3%・複勝率28.6%)。
初出走となる
スクリーンヒーロー産駒は、
クリノガウディーが上位人気と目される。ただし、下級条件を含めてもコース実績を強調しづらく、種牡馬傾向の観点からは過信できないかもしれない(同産駒のコース成績は「1-4-2-25」勝率3.1%・複勝率21.9%)。
同じく初出走となる
オルフェーヴル産駒は、
アンドラステに注目が集まる。昨年は父系祖
父ステイゴールドの産駒が2・3着で入線していたが、
アンドラステにおいては3着だった
ソーグリッタリング同様に
エプソムCからの臨戦となる(同産駒のコース成績は「2-3-4-30」勝率5.1%・複勝率23.1%)。