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【小倉記念】ランブリングアレー涼やか仕上げ、静かに軽く弾む 友道師「良い動き」

デイリースポーツ
  • 2020年08月13日(木) 07時00分
 「小倉記念・G3」(16日、小倉)

 勢いは止まらない。連勝で一気にオープン入りを決めたランブリングアレーは12日、栗東CWで軽快な動きを披露。好調ぶりをアピールした。19年のフラワーC以来2回目の重賞挑戦。遅咲きのディープインパクト産駒が、夏の小倉で初タイトルを頂く。

 1週前に実質の追い切りは消化。酷暑を考慮すれば直前にハードな調教は必要なく、動きは至って“静”だった。ランブリングアレーは栗東CWで折り合い面を確認した程度。ラスト1Fもわずかに末脚を伸ばしただけだったが、軽快に弾んで4F51秒4-37秒7-12秒2をマークし、調子の良さはしっかりと伝わってきた。

 友道師は「4Fぐらいしか追ってはいませんが、予定通りの追い切りはできました。(気性的に)併せることができないので単走追いでしたが、前進気勢があっていい動きでした」と満足げにうなずいた。

 18年10月に京都で新馬戦を勝ち、19年のフラワーCでも3着。クラシック候補に挙げられたが、気性難が災いして出世は遅れていた。だが、4歳を迎えると急成長、馬群の中でも我慢できるようになり、2勝クラス、3勝クラスを連勝と軌道に乗ってきた。

 「もともと素質は高く評価していた馬です。気持ちが走る方向に向かずにチークを着けていたこともあった。でも、今は落ち着きとともに走りに集中して結果が出るようになった」と指揮官は充実ぶりに目を細める。

 今回は2回目の重賞舞台。相手は一気に強化されたが、今の勢いなら気後れはない。「小倉では勝ち鞍がありますからね。その時は逃げて勝ちましたが、控えても競馬ができる器用さがある。ええ、小回りコースは歓迎」と強気な姿勢を見せた。

 ようやく目を覚ましたディープインパクト産駒。53キロの軽ハンデと器用な立ち回りで、まずは真夏の小倉で初の重賞タイトルをつかみ取る。

提供:デイリースポーツ

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