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【関屋記念】クリノガウディーがド迫力リハ 指揮官「仕上がりは納得」

デイリースポーツ
  • 2020年08月13日(木) 07時00分
 「関屋記念・G3」(16日、新潟)

 重賞初制覇を狙うクリノガウディーが12日、栗東坂路で力強いフットワークを披露。1番人気で12着に敗れたCBC賞の雪辱を期して新潟に乗り込む。

 迫力満点のフォームが、その復調ぶりを物語る。重賞初制覇を目指すクリノガウディーは、1回目のハロー明けに栗東坂路で単走。森裕(レースは横山典)を背に、4F53秒4-38秒0-11秒7をマークした。動きを見届けた藤沢則師は「指示通り、(森)裕太朗がうまく乗ってくれました。輸送もありますし、当週なのでしまい中心でしたが、仕上がりは納得の域です」と満足げだ。

 1番人気に推された前走のCBC賞では、まさかの12着大敗。トレーナーは「今思い返せば、ストライドが伸びやかではなかったかな」と敗因を分析する。だが、今回は中間から気配が違う。5日の坂路での1週前追い切りでは、ダイナミックな走りで4F51秒5-12秒4。「1回叩いて本来のいい走りが戻ってきた」と上昇ムードを感じ取っていた。さらにこの日の最終追いでは、ラスト2Fは12秒3-11秒7と力強くラップを刻んだ。指揮官は「最後はもがくのではなく、シャープに動けていた」と、万全の仕上がりに笑みを浮かべる。

 前々走の高松宮記念では1位入線も、決勝線手前の内斜行により悔しい4着降着。今回は再び左回りの新潟が舞台になるが、「あの時はたまたまヨレた。左回りは大丈夫だと思う」とキッパリ。むしろ「マイルでは、掛かる懸念がある」と、2月の東京新聞杯以来となる千六の距離克服が鍵になりそうだ。そこは3回目のコンビとなる名手・横山典の巧腕でカバー。桶狭間の無念を、越後の地で晴らすつもりだ。

提供:デイリースポーツ

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