「
北九州記念・G3」(23日、小倉)
3月の
高松宮記念でG1初制覇を決めた
モズスーパーフレアが登場する。ス
プリントG1連勝が懸かる
スプリンターズS(10月4日・中山)へ、昨年と同じ
ステップを選択。貫禄のV発進を決めたい。
今年も夏の小倉で始動する。
北九州記念が芝1200メートルになってから、G1馬が出走するのは今回が初めて。実績馬が重い斤量を背負うハンデ戦だが、音無師に迷いはなかったようだ。「
セントウルS(9月13日・中京)を使うと中2週で
スプリンターズSになるので、放牧に出せなくなる。レース間隔を考えてここからのスタートにしました」と話した。
中5週で挑める
北九州記念が前哨戦として最適と判断。昨年もこのレースこそ4着だったが、
スプリンターズSで2着と好走している。12日の1週前追い切りでは、松若を背に栗東坂路で4F50秒9-11秒9(G強)という破格の時計をマーク。「動きは良かったですね。冬毛がない分、見た目もすごくよく見えます。ここまでは順調です」とトレーナーは状態面に太鼓判を押す。休み明けでも態勢は万全だ。17日に発表されたハンデは56・5キロ。スピードの違いを発揮して、秋の大目標へさらに加速する。
提供:デイリースポーツ