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【北九州記念展望】波乱ありきのハンデ戦、あの穴馬に注目したい

  • 2020年08月19日(水) 06時00分
 現在の条件で行われるようになって今年で15回を数えるが、過去14回のうち1番人気が勝利したのは1回のみ。また馬連は5回万馬券になっており、大荒れも珍しくないレースだ。今年も登録時点でフルゲート必至の混戦模様。馬券妙味ありきで考えるべきだろう。

1.牝馬が強い

 夏は牝馬の格言通り、牝馬が主役になるレース。過去10年で牝馬が6勝、2着6回で、勝率・連対率ともに牡馬を上回っている。歴代の勝ち馬にスリープレスナイトベルカントという名牝が名前を連ねるように、サマースプリントシリーズのなかでもとくに牝馬の活躍が目立つ。

2.アイビスSD組強し

 かつてはアイビスSDからの臨戦馬は苦戦しがちだったが、近年は傾向が変わった。14年のリトルゲルダアイビスSD4着から北九州記念を勝利し、ベルカントは15年に両レースを連勝。また17年人気薄で2、3着したナリタスターワンラインスピリットアイビスSD組で、昨年の覇者ダイメイプリンセスアイビスSD6着からの臨戦だった。

3.ハイペース必至

 小倉芝1200mはスタート直後から下りになっており、他コースに比べて前半のペースが上がりやすい。オーバーペースも珍しくなく、後半の粘りが勝敗を分けることもしばしば。過去10年、本レースで3着以内に入った30頭中24頭は前走の4角(新潟直線1000mは400m地点)通過順より着順の方が上だったように、前走で「垂れた」馬は今回も粘れない可能性が高い。


 抽選対象だが、メイショウカズヒメに注目したい。ここ2年連続で晩夏に勝ち星をあげている夏馬であり、前走のアイビスSDもそれを示すかのように15番人気で4着と善戦。プラス14kgの余裕残しであった分叩いた上積みはありそうで、実績のある小倉で一発があってもおかしくないだろう。

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