23日に小倉競馬場で行われる
北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
サクラバクシンオー。次点で3回の
キングヘイローが続き、2回が
ディープインパクト、
オレハマッテルゼ、
ショウナンカンプ、
スウェプトオーヴァーボードとなっている。
キングヘイロー産駒は「2-1-0-3」。18年2着・19年1着と
ダイメイプリンセスが2年連続で好走するほか、17年にも
ダイアナヘイローが勝ち馬となっている。近年の勢いという意味では、最も注目に値する種牡馬と言えるだろう。今年は昨年の勝ち馬
ダイメイプリンセスが再度の好走を目論む。
ショウナンカンプ産駒は「0-1-1-3」。17年
ナリタスターワン(14人気2着)、18年
ラブカンプー(7人気3着)、とサンプルが少ないなかでも人気薄の好走が際立つ。
北九州記念で異彩を放つ
サクラバクシンオーの直系種牡馬としての期待も大きい。今年は
ラブカンプーが3年連続、3度目の出走を果たす。
マンハッタンカフェ産駒は「0-0-1-1」。14年
カイシュウコロンボはブービー人気の17人気で3着に激走。波乱傾向にある
北九州記念のなかでも強烈な印象を残している。今年は19年
CBC賞の勝ち馬
レッドアンシェルが出走予定。
Speightstown産駒は「0-0-0-1」。昨年は
モズスーパーフレアが2人気4着。今年も同馬が出走することになるが、GI馬としての箔が付いたこともあり、セックス
アローワンスを踏まえれば実質トップハンデを背負うことになる。
ロードカナロア産駒は「0-0-1-2」。昨年は
アンヴァルが上がり3F最速となる末脚を駆使して3着に好走。今年は上位人気と目される
ジョーカナチャンほか、
アンヴァル、
メジェールスー、
エイシンデネブ(除外対象)の4頭が特別登録。