「
北九州記念・G3」(23日、小倉)
ハロー(馬場整地)明け直後の20日の栗東坂路。スナップの利いたフットワークで、
ジョーカナチャンが駆け上がっていく。きれいな蹄跡を馬場に残してフィニッシュ。ラスト2Fを12秒7-12秒2という上質なラップでまとめ、しっかりと体調の良さをアピールした。
いつも通りの木曜追い。タイトルをつかんだ前走のアイビスSD同様、自身の
スタイルを貫いた。松下師は「予定通り、しまいだけ馬なりでサッと。馬体も戻って順調に来ています。アイビスSDが今年の最大目標でしたが、今回も状態はいいので、1200メートルでどれだけやれるかというところだと思います」と順調ぶりを伝えた。
ここは超強力な同型の存在が気になるが、「2番手からでも」と柔軟な対応を示唆。新潟の直線競馬で輝いた粘りと速さをどう生かしていくのか-。6Fを攻略すれば、その先に秋への道筋がはっきりと見えてくる。
提供:デイリースポーツ