24日には新ひだか町の北海道市場で、サラブレッド1歳市場の「セレクションセール2020」が新型コ
ロナウイルス感染拡大防止対策を講じて開催される。これまでのセール取引馬には先日の
函館スプリントSで重賞2勝目を飾った
ダイアトニックや人気薄ながら
宝塚記念で3着に入った
モズベッロ、GI格レース10勝の
ホッコータルマエ、
高松宮記念優勝馬・
ビッグアーサー、2008年
JRA最優秀2歳牡馬の
セイウンワンダーなどがいる。
今回は上場馬225頭の中から、
カワカミプリンセスの仔や
エスポワールシチー、
ヒガシウィルウィンの半弟など注目馬10頭(牡馬)をピックアップした。セール開始は11:00。
■No.2
ブレイジングの2019(牡)
父:
キンシャサノキセキ母:ブレイジング母父:パイロ生産者:チャンピオンズファーム
生年月日:2019年2月20日
説明:
母ブレイジングの兄弟に2014年
ドバイワールドカップ覇者のアフリカンストーリー、2019年
アルゼンチン共和国杯3着の
アフリカンゴールドがいる。
■No.75
ハートビートワルツの2019(牡)
父:
サトノアラジン母:ハートビートワルツ母父:ブライアンズタイム生産者:藤本ファーム
生年月日:2019年2月23日
説明:
母ハートビートワルツの全姉には2000年
オークス優勝馬
シルクプリマドンナがいる。半兄には
JRA3勝の
レントラーがいる。父はこの世代が初年度産駒となる
サトノアラジン。
■No.82
グロッタアズーラの2019(牡)
父:ヘニーヒューズ母:グロッタアズーラ母父:フジキセキ生産者:アイズスタッド
生年月日:2019年3月29日
説明:全兄に2017年
北海道2歳優駿を勝ち、
全日本2歳優駿で
ルヴァンスレーヴの2着だった
ドンフォルティスがいる血統。
■No.100
セラフィックロンプの2019(牡)
父:ヘニーヒューズ母:セラフィックロンプ母父:マンハッタンカフェ生産者:守矢牧場
生年月日:2019年3月28日
説明:母は2008、2010年の
愛知杯を制した
セラフィックロンプ。兄姉はここまで
Mr. Prospector系の産駒で
Northern Dancer系とは初の配合となる。
■No.128
カワカミプリンセスの2019(牡)
父:
ドゥラメンテ母:カワカミプリンセス母父:キングヘイロー生産者:三石川上牧場
生年月日:2019年4月1日
説明:父は2015年の
皐月賞・
日本ダービーを制した
ドゥラメンテ。母は2006年の
オークス・
秋華賞馬で、2冠馬同士の配合となる。
■No.134
ニエロの2019(牡)
父:バゴ母:ニエロ母父:ステイゴールド生産者:田湯牧場
生年月日:2019年4月3日
説明:母の半姉は2012年阪神JF勝ち馬
ローブティサージュ。
バゴ×
ステイゴールドは相性がよく、
JRAでデビューした4頭中3頭が勝ち上がり、その中から
クリスマス(2013年
函館2歳S)や
ブラックバゴ(2015年
京成杯・2着)など重賞で活躍した馬も出している。
■No.137
テンシノキセキの2019(牡)
父:
モーリス母:テンシノキセキ母父:フジキセキ生産者:北洋牧場
生年月日:2019年4月19日
説明:
母テンシノキセキは2003年
セントウルSなどOPクラスで8勝、重賞2勝を挙げた快足牝馬。半姉には2009年
フェニックス賞勝ち馬
カレンナホホエミ、
JRA3勝の
ミカエルシチーがいる。
■No.160
ココロノアイの2019(牡)
父:
ロードカナロア母:ココロノアイ母父:ステイゴールド生産者:酒井牧場
生年月日:2019年4月6日
説明:
母ココロノアイは2015年
チューリップ賞、2014年
アルテミスS勝ち馬。父は
ロードカナロアで父母のスピードに期待がかかる。
■No.166
エミネントシチーの2019(牡)
父:
ドレフォン母:エミネントシチー母父:ブライアンズタイム生産者:WingFarm
生年月日:2019年4月11日
説明:兄には2009年の
ジャパンカップダート、2010の
フェブラリーSなどダート重賞12勝の
エスポワールシチー、2020年
レパードS・2着の
ミヤジコクオウなどがいる。活躍馬が多いだけでなく、
JRAでデビューした5頭はすべて勝ち星を挙げているところにも注目したい。
■No.209
プリモタイムの2019(牡)
父:ヘニーヒューズ母:プリモタイム母父:ブライアンズタイム生産者:グランド牧場
生年月日:2019年2月27日
説明:半兄には2017年の
ジャパンダートダービーを地方馬として7年ぶりに優勝した
ヒガシウィルウィン、2016年東京湾C(船橋)を制した
ディーズプリモ、2020年
端午S・3着の
スリーグランドなどが出ている。
(上場番号順、文:netkeiba編集部)