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【北九州記念 コース解説】下りスタートからペースが上がる電撃戦

  • 2020年08月22日(土) 17時32分
 23日に行われる北九州記念(3歳上・GIII)の舞台となる小倉芝1200m。このコースについて解説していく。

 小倉競馬場の芝コースは1周1615m。これはJRA10場で、福島に次いで2番目に小さい数字だ。ゴール前の直線は293mで、高低差は3m。また幅員が30mと広い点も特徴の一つと言える。

 小倉芝1200mは2コーナーポケットからのスタート。初角となる3コーナーまでの距離は480mほどと長い。このコースの特徴はなんといっても下りスタートになる点で、200mほどの下り→300mほど平坦→200mほどの下り→ゴールまで平坦という起伏になるため、非常にペースが速くなる。3〜4コーナーが下りのスパイラルカーブということもあり、スタートからゴールまで絶対的なスピードが求められるコースだ。

 2回小倉は前半4日間はAコースを、後半4日間はBコースを使用する。つまり北九州記念はAコース4日目ということになる。Aコース最終日(8日目)に行われていた例年とは、開催日程が全く異なっていることに注意。

 夏に行われる2回小倉は、2月に行われる1回小倉とは異なり、野芝のみで施行される。そのため、非常に時計が速くなるのが特徴だ。芝の状態が保たれていた一昨年は、開催8日目にも関わらず1.06.6という高速決着になっている。

 先週の小倉の芝は土曜2Rの3歳未勝利で1.07.1、日曜1Rの2歳未勝利で1.07.5(レコード)が記録されており、極めて良好。開催4日目となる今年は、一昨年のように1分6秒台の決着になる可能性が高い。

 北九州記念は、過去5年で4角1番手だった馬の馬券絡みが一度もないように、非常にペースが速くなるため差し馬の台頭が目立つ。開催4日目の今年は例年と脚質傾向が変わる可能性はあるものの、人気薄の差し馬にはしっかり注意を払いたい。

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