今季開催「50日目」を前に、早くも総発売額「300億円」を突破ーー。
「ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)
トライアルラウンド門別」2戦が行われた先週ラスト開催日の20日(10回門別3日目)、一日発売額が5億9千万円余に達し、4月15日の今季オープニングから開催49日間(全日程=82日間)の総発売額は「304億5924万円余」となりました。活況に沸いたと強く感じた昨シーズンが、今季より2日間少ない計80日間の開催ながら総発売額「330億8200万円余」。1993年度(平成5年度)の水準まで"V字回復”したのでしたが、今季は全日程の約6割を消化した時点で、早々と昨年の数字に迫る勢いとなっています。
足元のホッカイドウ競馬はもちろん、「日本競馬」を幅広くお楽しみいただける全国の皆さんが着実に増えていることで、厩舎関係者や生産・育成関係者など「直接当事者」はもちろん、行政関係者を筆頭に地域全体が非常に活力をいただいている近況です。なにしろ「馬産地」である日高・胆振管内は、基幹産業である「軽種馬産業」の農業粗生産額に占める割合が非常に高く(農林水産省生産局畜産部競馬監督課による「馬産地をめぐる情勢 2019年2月」では、日高地域において農業粗生産額中に占める「軽種馬産業他」の割合は「49%」に達すると示されています)、「競馬の盛衰」はまさに「地域の趨勢」を左右する最重要
ファクターだからです。
きょう25日(火)で開幕からちょうど「今季50日目」となる門別
グランシャリオナイター。そのメイン(最終)11Rは、JBC協会協賛のスタリオン・プレミアムシリーズ「
ドゥラメンテ・プレミアム」(A3-2〜B3-1組・1800m外回り)です。
格付けにおける「上下の幅」が広い条件設定で、番組賞金上は“格下”でも伸びしろ大きく斤量も軽い3歳馬
ライトロング(
小野楓馬51キロ)の参戦などが「勝ち馬検討」をより楽しいものとさせてくれそう。下馬評では、この条件を2連勝中の2頭、
バンカブルスターや
ユニオンローズらが人気の中心となりそうですが結果や如何に。発走は20時40分です、お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)