新種牡馬
リオンディーズの産駒
ピンクカメハメハ、新馬戦好内容Vの
バスラットレオンら楽しみなメンバーが集まった。大舞台へ向け新たに一歩を踏み出すのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■9/5(土)
札幌2歳S(2歳・GIII・札幌芝1800m)
ピンクカメハメハ(牡2、栗東・
森秀行厩舎)は2005年の
宝塚記念を勝った
スイープトウショウの17歳下の弟で、デビュー戦の函館芝1800mでは4馬身差の圧勝を飾った。きょうだいではその偉大な姉以来、そして新種牡馬
リオンディーズの産駒としては初となる重賞ウィナーを目指す。鞍上は
武豊騎手。
バスラットレオン(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)は今回と同条件の新馬戦を逃げ切って2馬身半差で快勝。スローペースだったとは言え、上がり3ハロン33秒6は札幌の2歳戦としては非常に優秀な数字であり素質はかなり高そう。
坂井瑠星騎手との新コンビでデビュー2連勝なるか。
ソダシ(牝2、栗東・
須貝尚介厩舎)は白毛の
クロフネ産駒。近親はダートでの活躍馬が多いが、本馬は函館芝1800mの新馬戦でデビューし2馬身半差で快勝した。加速ラップでの走破だったことからも、2戦目では更なる走りを期待できそう。白毛馬による芝重賞初勝利なるか注目したい。鞍上は
吉田隼人騎手。
その他、未勝利戦を5馬身差で圧勝した
ウイングリュック(牡2、栗東・
宮徹厩舎)、前走距離延長で変わり身を見せた
ウインルーア(牝2、美浦・
青木孝文厩舎)、
コスモス賞で3着の
コスモアシュラ(牡2、美浦・中野栄治厩舎)、東京芝1800mの新馬戦を制した
スライリー(牝2、美浦・
相沢郁厩舎)や
ユーバーレーベン(牝2、美浦・
手塚貴久厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。