「小倉2歳S・G3」(6日、小倉)
400キロそこそこの小さな体で積極果敢にゴールを目指す
フォドラ。前走の函館2歳S(4着)は「ラスト50メートルまで夢を見ました」と田所助手が振り返るように、逃げ切りVまであと一歩。敗れはしたが、非凡なスピードと根性を印象づけた。
前走後は栗東へ移動し、いったん放牧へ。「状態次第で次を考えていましたが、北海道のダメージがなかったので参戦することに。2週前に帰厩しました」と牧浦師。1週前は新コンビを組む北村友を背に、栗東CWで5F68秒9-39秒7-12秒2を馬なりで計時。併せ馬で2馬身先着を果たし、「これで当週、坂路でサッとやれば態勢は整うと思います」と順調さを伝えた。
今回の課題は小倉芝への対応。指揮官は「例年よりも速い。函館の芝とは質が違いますからね」と気を引き締めるが、小回り向きの先行力は何とも魅力。「ハナにはこだわっていないので、リズム良く運べれば。小倉の芝にさえ対応できれば楽しみです」。
一気の南下を実らせ、2度目の重賞挑戦でタイトル奪取といきたい。
提供:デイリースポーツ