8月5日に行われる
札幌2歳S(2歳・GIII)の舞台となる札幌芝1800m。このコースについて解説していく。
札幌競馬場の1周距離は1659.8m(Cコース使用時)。高低差は0.7mと全周にわたってほぼ平坦なコースで、ゴール前直線は269.1m(Cコース使用時)と短い。高低差が3.5mと起伏が激しい函館コースとの違いは頭に入れておくべきだろう。札幌競馬場の特徴はコーナー半径の大きさで、コース全体においてコーナー部分の占める割合が大きい点。それだけに、道中で外を回らされると苦しい。
札幌芝1800mはスタンド前直線半ばからのスタート。初角となる4コーナーまでは185mと短く、ペースは上がりにくい。前述の通り、高低差はほとんどなく、ほぼ平坦なコースを1周する形になる。
1回札幌は全6日間Aコース、2回札幌は前2日はAコースを後6日はCコースを使用。したがって、2回札幌7日目に行われる
札幌2歳Sは開催11日目、Cコース使用5日目ということになる。
Cコースに替わったとはいえ、連続開催の最終盤だけに馬場コンディションは落ちている。洋芝は特にその傾向が顕著だ。小雨が降り重馬場で行われた先週日曜の
キーンランドCは12番〜16番が掲示板を占める外差し決着となった。良馬場であっても、引き続き、外有利の競馬となる可能性もありそうだ。