「アフター5スター賞・S3」(8日11R、大井)
◎は昨年の2着馬、ス
プリント重賞での経験豊富な6歳馬
キャンドルグラスにした。
昨年は実力馬
キタサンミカヅキと首差の接戦、2年前の当舞台でもミカヅキの3着と、ここに入れば実績上位の存在だ。
昨年の2着以降も安定した走りを見せており、7戦して馬券圏内を外したのは2回だけ。ひとつは
コパノキッキング(JRA)が勝った交流G2・
東京盃5着と内容は濃い。衰えるどころか、ますます充実している印象さえある。
前々走の交流G3・
東京スプリントでは
ジャスティン(JRA)の逃げ切りを許しての3着だが、好位からしっかり末脚を伸ばしているように、交流重賞でもタイトルが手に届くところまで来ているのは確かだ。1000メートル戦の前走は2着。4角先頭の勝ち馬こそ捕らえ切れなかったが、ここへ向けての走りとしては上々のものだった。
4日の最終リハでは船橋ダートを馬なりで5F63秒台と、予定通りに状態は上向いてきた。3戦ぶりに主戦・御神本訓を背中に迎えるのも心強い。今回は別定戦で実績のない58キロがどうかだが、3回目の経験になるし、今の充実ぶりをもってすれば克服可能のはず。再びJRA勢を迎え撃つ秋の大舞台へ向けても、弱音など吐いていられない。
癖を知り尽くす鞍上が、ズバリのタイミングでスパート。好勝負を繰り返す
サブノジュニア、勢いのある3歳馬
カプリフレイバーを抑え、当舞台で三度目の正直を決める。7の単勝。
(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ