netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
紫苑Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
黒岩陽一厩舎×
C.ルメール騎手(
シーズンズギフト)】
「
黒岩陽一厩舎×
C.ルメール騎手」の「直近1年」成績は1-0-0-0で複勝率100.0%、複勝回収率160.0%。今回騎乗する
シーズンズギフトに
若竹賞で騎乗し勝利を収めている。「直近5年」まで対象を広げると4-0-0-4。典型的なピンかパーかという成績だが、複勝回収率は106.3%でベタ買いでもプラスとなっている。
黒岩厩舎は8勝→16勝→18勝と着実に成績を伸ばしてきており、昨年は
パッシングスルーでこの
紫苑Sを制している。社台グループからの良血馬の預託も増えてきており、飛躍に向けて今がまさに正念場という印象。それだけに、しっかりと勝ち切ってくれる
C.ルメール騎手を勝負手として起用するのも納得だ。
前述の通り、
C.ルメール騎手は
シーズンズギフトで
若竹賞を勝利しており、その時以来の手綱となる。
シーズンズギフトは近2戦では重賞で3着2着と惜敗が続いているが、底を見せた印象は無く、秋の飛躍が期待される一頭だ。秋緒戦から勝負騎手を配した、黒岩厩舎の
紫苑S連覇に期待したい。