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【京成杯AH】ルフトシュトローム久々も態勢整った 相性抜群の中山から再飛躍狙う

デイリースポーツ
  • 2020年09月11日(金) 06時00分
 「京成杯AH・G3」(13日、中山)

 NHKマイルC5着以来となるルフトシュトロームが10日、美浦Wでの最終リハで順調な仕上がりを披露。この一戦に向けて8月中旬からじっくりと乗り込まれており、状態面に不安は全く感じられない。古馬との初対戦をクリアして、マイルG1戦線へ堂々と乗り込む。

 初の古馬相手でも臆することはない。ルフトシュトロームは、石橋脩を背に美浦Wで単走。向正面ではゆったりと流す感じで進み、4F過ぎからピッチを上げる。直線に向いても鞍上の手綱はがっちりと押さえられたまま。4F55秒3-40秒8-13秒4とタイムはやや控えめながら、動きや気配は申し分なし。久々でも万全の出走態勢が整った。

 前走のNHKマイルC5着後は放牧に出てリフレッシュ。8月中旬に美浦へ帰厩し、Wと坂路を併用して入念に乗り込まれてきた。森助手は「先週に併せ馬で負荷をかけているので、今週は単走でしたが、いい動きだったと思います。先週の段階では、動きも重いかなといった感じでしたが、2週続けて石橋騎手に乗ってもらったことでいくらか上向いてきたし、休み明けとしては態勢は整ったと思います」と仕上がりに関して自信をのぞかせた。

 そのNHKマイルCではスタートで痛恨の出遅れ。前残りの展開を、直線で激しく追い込んだが5着止まり。「トモ(後肢)に弱点があるので、どうしてもスタートで遅れてしまう」と同助手。「最後はよく伸びていたし、勝つことはできませんでしたが、力の差はなかったと思います」と負けて強しの内容を強調する。

 今回は3戦3勝と抜群の相性を誇る中山が舞台。「古馬とは初対戦ですが、やれる力はあると思います」と、陣営は能力の高さを信頼して送り出す。歴戦の強豪古馬に対して真っ向勝負を挑む構えだ。

提供:デイリースポーツ

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