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【ローズS 枠順データ分析】直近1年は8枠が最多となる勝利数を誇る

  • 2020年09月18日(金) 12時02分
 20日に中京競馬場で行われるローズS(3歳・牝・GII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2000mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 6-4-4-54 複勝率20.6% 複勝回収率81%
2枠 5-5-3-56 複勝率18.8% 複勝回収率37%
3枠 7-7-8-53 複勝率29.3% 複勝回収率93%
4枠 7-7-6-61 複勝率24.7% 複勝回収率58%
5枠 7-6-14-59 複勝率31.4% 複勝回収率69%
6枠 6-9-6-69 複勝率23.3% 複勝回収率51%
7枠 4-8-8-88 複勝率18.5% 複勝回収率49%
8枠 11-7-4-85 複勝率20.6% 複勝回収率46%

【フルゲート(=18頭立て)】
1枠 0-1-0-13 複勝率7.1% 複勝回収率14%
2枠 1-0-1-12 複勝率14.3% 複勝回収率37%
3枠 0-2-0-12 複勝率14.3% 複勝回収率120%
4枠 2-1-0-11 複勝率21.4% 複勝回収率52%
5枠 0-0-2-12 複勝率14.3% 複勝回収率32%
6枠 0-2-1-11 複勝率21.4% 複勝回収率29%
7枠 1-0-2-18 複勝率14.3% 複勝回収率45%
8枠 3-1-1-16 複勝率23.8% 複勝回収率55%

 まず、枠順別成績を全体的に眺めてみると、大外の8枠が最多となる11勝を挙げていることに目が留まる。好成績は決して少頭数などに起因するものではなく、フルゲート時に複勝率が低下している1〜7枠とは対照的に、8枠は成績が向上している唯一の枠順であることを意識すべきだろう。

【2020年2回中京1・2日目】
1枠 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率37%
2枠 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率72%
3枠 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率427%
4枠 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率105%
5枠 0-1-1-3 複勝率40.0% 複勝回収率78%
6枠 1-0-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率140%
7枠 0-0-2-4 複勝率33.3% 複勝回収率33%
8枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率25%

 ただし、そもそも野芝限定で行われる中京開催自体がイレギュラーでもあり、先週に行われた同コースの成績は上記の通り。4レースしか行われていないにもかかわらず、すべての枠順から好走馬が出ていることを踏まえると、枠順別成績による有利不利は無いに等しいかもしれない。

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