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【ローズS コース解説】中京芝2000mの施行でスタミナが求められそう

  • 2020年09月19日(土) 18時00分
 20日に行われるローズS(3歳・牝・GII)の舞台となる中京芝2000m。このコースについて解説していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2000mにて施行される。

 かつての中京競馬場は典型的なローカル小回りコースだったが、改修工事が行われ、2012年3月にリニューアルオープンした。この改修により、一周距離1705.9m・ゴール前直線412.5mにサイズアップ。直線に急坂も設けられ、四大場に遜色ないコースへと生まれ変わっている。なお、左回りである点は改修前から変わっていない。

 芝2000mはスタンド前直線の半ばからのスタート。つまりスタートから上り坂となる。初角となる1コーナーまでの距離は300mほど。上りスタートなので、先行争いは激しくなりにくい。

 1〜2コーナーは緩やかに上っていき、そこから下りに転じる。下りのまま3〜4コーナーを回り、412.5mの直線へ。残り340m地点から100mほどの間に2mほどの急坂が待ち構えている。勾配2.0%は中山競馬場に次ぐキツさで、ここを上りきるとゴールまではほぼ平坦。

 坂を2回上るタフなコースレイアウトだが、比較的ペースが緩みやすいので、その点で逃げ馬の大駆けが見込めるコース。

 2回中京は前半5日間はAコースを、後半4日間はBコースを使用。野芝のみで行われる。野芝のみの秋開催となれば、基本的には速い時計の決着が想定される。ただ、JRAの馬場情報に「7月の長梅雨による日照不足および、8月の記録的少雨の影響により、部分的に芝の生育が不揃いな箇所があります」と記載があった通り、そこそこ時計は出ているものの、馬場自体はやや脆そうな印象。実際、セントウルSの時計は1.07.9にとどまった。馬場の損傷度合いをしっかりとチェックして臨みたい。

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