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【阪神ジャンプS予想】センスある飛越のサトノエメラルドに期待/JRAレース展望

  • 2020年09月19日(土) 06時05分
 阪神ジャンプS、とはいうものの舞台は、通常であれば障害の重賞競走が組まれていない中京競馬場。過去のデータに頼るのは危険だ。

 芝3300mコースは2角のポケットからスタートして芝コースを約2周する間に13のハードルが設けられている。特別に難易度の高い障害は設置されていないが、特徴的なのは最後の4角をまわってからゴールまでの間に2つの障害が設置されていること。先行力は不可欠な要素だ。

 ◎サトノエメラルドは、06年の最優秀障害馬マルカラスカルの半弟。昨年、障害未勝利戦を勝った直後に挑んだこのレースは先行して勝ち馬と差がない3着。当時から障害馬としての能力を高く評価していたが、その後は平地に戻って1勝クラスの平場戦を逃げ切っている。その後、再びハードル界に戻って小倉の障害オープンをレコード勝ちしている。飛越にはセンスを感じさせるうえに先行力も兼備。重賞初制覇を狙っている。

 強敵になりそうなのがディープインパクト直仔の○フォイヤーヴェルク。平地でも準オープンの脚力を持っている馬で、障害初戦で3着したあとは未勝利戦、オープン、重賞と3連勝。3連勝目の新潟ジャンプSでは、昨年のこのレースの勝ち馬メドウラークに6馬身差をつけている。早めのポジションをキープできれば逆転候補の筆頭だ。

 ▲ブレイクスピアーは逃げた前々走が圧巻の内容だった。前走小倉ジャンプSは控える形から早めに先頭に立ったところを差し込まれての2着だったが、安定感の増したレース内容で、十分及第点が与えられるものだった。今回も目が離せない存在になりそうだ。

 △プラチナアッシュも先行力が武器。このメンバーで大逃げを打つのか、それでも控えるのかは白浜騎手の判断次第だが、逃げなくても競馬ができるのは強みだ。このコースでオープン勝ちの実績も心強い。ベテラン△ルペールノエルの安定性と、1戦毎に障害に慣れてきている感がある△タガノエスプレッソも前崩れの展開になれば台頭も可能だ。

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